口内炎に類似した病気 -手足口病-
手足口病
手や足また口腔粘膜に水泡ができる夏風邪の一種の急性ウイルス感染症で、4歳くらいまでの幼児を中心に5~8月頃の夏季に流行する比較的歴史の新しいウイルス性発疹症。手足と口に水疱ができるのが病気の主な症状だが、まれに熱が出ることもあります。
3~5日の潜伏期の後に、手、足、口腔粘膜に2~3mmの水疱性発疹が出現し、時に肘、膝、お尻、大腿などにも出現することもある。 口腔粘膜では小潰瘍を形成することがあり、食事が出来ず脱水症状や栄養失調になる事があります。
水疱は3~5日程度で消え痕が残らず、症状は風邪に似ており、多少下痢っぽくなる可能性がある程度ですが、稀には髄膜炎や小脳失調症、心筋炎、AFPなどの合併症があるので嘔吐や頭痛、けいれんがひどい場合は注意が必要です。特に、エンテロウイルス71による感染は中枢神経合併症を、コクサッキーA16型ウイルスによる感染では心筋炎を合併する頻度が比較的高いとされています。
手足口病に対する、特効薬はなくそれぞれの症状を緩和する対症療法が中心で、自然に治癒します。 手足口病の原因ウイルスは1種類ではなく、予防接種もないので何度もかかる可能性があります。感染者の分泌物や便などに排出されるウイルスが、経口、飛沫、接触など人に感染します。その為、赤ちゃんのオシメの交換時などに大人も感染する可能性はあり、その場合は痛みを伴います。